記憶力が無い私にとって、英文を暗唱するほど大変な事は無いのですが、それでも英文を頭の中に溜めておくことは、アウトプットのしやすさに繋がるので、自分なり試行錯誤を繰り返して覚える努力をしています。
私の場合は、以下のSTEP1~STEP6を組み合わせて、ほぼ毎日復習を続けています。
この方法がベストというわけではないのですが、今まで試行錯誤をしてきて、辿り着いた方法が以下になります。テキストは何でもいいので、英文と日本語訳がついているものを用意します。
STEP1
*英文を見ながら一文を音読し、すぐに顔を上げて、英文を見なくてもその英文を口から出せるかチェックします。英文が正しく出てこない場合は、再度英文を見てから、同じ事を繰り返し、英文を見なくても英文が言えるようになったら一文の英文暗唱練習完了。
=>簡単そうに見えて、これが意外と難しいので、記憶に残す良い練習になります。
STEP2
*STEP1と同じ事をするのですが、英文を喋るスピードを上げて、つっかえずに言えるまで練習を繰り返す。ここで、言いやすい文と何度トライしても途中でつっかえてしまうものが出てくることに気が付きます。
=>もともと英語をスラスラ話す下地もない事がよく理解できるようになります。
STEP3
*英文の音声を聞いて、シャドーイングをします。STEP2で速度を上げて喋る練習をしているので、シャドーイングをゼロから開始するよりはやりやすいのですが、同じスピードで喋ることができない自分を感じるようになると同時に、冠詞や複数形、三単現のS、その他弱く発音する語にも注意できるようになってきます。また、聞き取れていないものが明確になってきます。
=>私の場合、シャドーイングは、歩きながらブツブツ呟く場合が多いです。
STEP 4
*英文の日本語訳を見て、英文をスラスラ言えるかどうかチェックします。言えない場合は、STEP1に戻って再度練習します。
=>STEP1~3で学習した事がある英文でも、なかなかすぐに英文は出てこないです。
STEP5
*日本語訳をノートに書き、時間があるときに(電車の中で立っている時や、歩きながら、カフェなど)、日本語=>英語の練習をします。
=>ノートに書き出す作業は自分専用の暗唱テキストを作る作業になります。手も使って記憶します。
STEP6
*英文もノートに書き、すぐに答え合わせができるようにします。やる事はSTEP5と同じです。
=>自分専用暗唱テキスト作成です。ここまで実施するとノートだけ持ち歩けば、暗唱作業はどこでもできるようになります。
「工夫」
ノートに必ず、その英文を勉強した日付をノートの余白などに記入しておきます。復習は、ノートのページ単位で実施し、日付が経ってしまったものから順番に繰り返し、まんべんなく復習を続けます。
STEP1~STEP6は、すべて違う日に実施して、繰り返し回数を多くします。
私の場合は、ウォーキングやトレッキングをしながら上記STEP1~STEP6のどこかを実施している場合が多いです。
「心構え」
一度覚えても、必ず忘れるので、リマインド回数を増やして、地道にやるしかないです。私の場合は、3年くらい先に完了するつもりで、毎日繰り返し練習して、数千例文を覚えてしまおうと思っています。
よって、3年後(または、5年後?)くらいになってようやく少しずつ効果が出てくるかなと思っています。それくらい気長にやっていますが、基本は短い時間でいいので毎日実施することです。
繰り返し復習をすると、スピードも上がり、細かな点にも気が付くようになるので、英文をアウトプットするための下地にはなると思っています。これは、実際に英文暗唱をし開始すると、すぐにこの良さが分かるはずです。
ただし、英語学習は、暗唱だけではないので、読む、書く、聞く、話すの4技能をバランスよくやっていく必要があります。英文暗唱は、この4技能にいろいな意味でプラスになるでしょう。
~目標は高く、コツコツと!~
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「継続は力なり」なので、毎日欠かさずバランス良く学習しています。
=>利用している 学習教材は、教材一覧参照
=>英文暗唱している理由は、「暗唱の効果」の記事参照
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